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《柄谷さんは、人間の歴史の中で起きてきた社会の構造的な変化を“交換”という観点から見直し、従来の“生産様式”にかわるものとして “交換様式”という考え方をまとめあげた(「生産様式論」については 第28回 ...
漫画が好きだ。そしてホラーも好きだ。折しも季節は夏、ささやかにでも涼を納めるべく、おすすめのホラー漫画を3作ご紹介したい。 まず、8月4日に第1巻が出たてほやほやの「こわいやさん」(カメントツ、集英社)。 かわいい「どうぶつ」たちが暮らす「どうぶつ村 ...
内務省と言えば日本の内政を一手に引き受けた巨大官僚組織で、特別高等警察(特高)や国家神道に関する部局を抱え、「悪の総本山」のイメージも強い。だが、それは一面的な見方だ。講談社現代新書の「内務省」(内務省研究会編)は、戦前日本の官僚機構 ...
いままで受け取った原稿でいちばん驚愕したのが、吉増剛造さんの詩集『怪物君』。その原稿は、高さ45センチ、幅10メートル以上の壮大な巻物で、ただならぬオーラを放っていた。触れるのもためらわれるその巻物を本のかたちにするために、文字起こしをするのが私の仕 ...
海の中の悩める中学生・タコジローが、占師ヒトデたちから読書の大切さを教わっていく『さみしい夜のページをめくれ』(ポプラ社)は、古典的な名著から最近のベストセラーまで80冊以上が紹介しています。前作『さみしい夜にはペンを持て』(同)と合 ...
額賀澪さんが手がける児童書『読書感想文が終わらない!』は、中学生のフミちゃんが5人の小学生たちに読書感想文の書き方を指南するというストーリー。夏休み、読書感想文の宿題に苦戦する子どもたちの救世主となりうる一冊です。額賀さんに本作誕生の ...
MCの劇団ひとりさん、WEST.の桐山照史さん、俳優の小野花梨さん、小説家の村山由佳さんとともに参加した渋谷さん。前回「わたしの日々が、言葉になるまで」で、収録を終えた気持ちを比喩を使って表現するというお題が出ましたが、渋谷さんは「好きな人との最初の ...
言葉のインフレーションが止まらない。SNSのタイムラインを流れ落ちる無数のテキスト、YouTubeの配信、切り抜き、LLM(大規模言語モデル)によって際限なく読まれ加工され生成されるn次情報。言葉はかつてなく大量に遍在し、消費され、自 ...
2021年に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんの元秘書、瀬尾まなほさん(37)が新刊「寂聴先生が残してくれたもの」(二見書房)を出した。寂聴さんの死後、初めて全文を書き下ろしたエッセーだ。寂聴さんの教えや名言のほか、自身の育児体験もつづ ...
うれしい復刊だ。15年前に48歳で急死した北森鴻(こう)の「屋上物語」が創元推理文庫で出た。デパートの屋上を舞台に、うどんスタンドを切り盛りする「さくら婆ァ」が謎解きをする全8編のミステリー。短編の名手と言われた北森だけあって、一編一 ...
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
絵本作家ヨシタケシンスケさんと、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんによる3年ぶりのコラボレーション本。ジャンルは違えど創作に日々取り組む2人の熱意、そしてSNSが持ち得ない本という媒体の持ち味とは。異色の組み合わせのインタビュー後編です。
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